- ワットパクナムの見どころを知りたい
- ワットパクナムへの行き方や服装、注意点を知りたい
- タイ・バンコクを満喫できるスポットを知りたい
「タイの雰囲気を楽しめるスポットを知りたい」
そんな方にはバンコクで今爆発的に注目を集めている寺院「ワットパクナム寺院」がおすすめです。
ワットパクナムはバンコクのローカルスポットに位置しているものの、「寺院内にある天井画が美しい」ということでインスタグラムで注目を集めたこともあり、一部の日本人旅行者で話題のスポットです。
この記事では、ワットパクナムの見どころや行き方、服装などの注意点を紹介しています。
美しい天井画がある『ワットパクナム』とは


ワットパクナム寺院とは、バンコクのトンブリー地区に位置する、タイの仏教寺院の1つ。
ワットパクナム内にある白の大仏塔(マハーラチャモンコン)の内部にある天井画が美しいということでインスタグラムで人気を集めたのがきっかけで、近年一部の日本人旅行者で話題になっているイチオシのスポットです。
バンコクの三大寺院がある王宮エリアやバンコク市街地からは離れているローカルエリアであるため、外国人観光客は日本人を除いてほとんどおらず、タイの地元民が参拝しに訪れる日常的な雰囲気の寺院です。
アクセスはあまり良くありませんが、美しい天井画があるだけでなく、タイ仏教では影響力のある立派で歴史的な寺院なので行く価値は大いにあります。

ワットパクナムの白い大仏塔が観光のハイライト

ワットパクナムの敷地内には、ひと際目立つ白い大仏塔が建っていて、この大仏塔こそがワットパクナム観光のハイライト。
この白い大仏塔はマハーラチャモンコン大仏塔と呼ばれ、前タイ国王のプミポン国王と王妃の72歳の生誕を祝って2012年に建設された仏塔です。

マハーラチャモンコン大仏塔はとても大きな仏塔で、5つのフロアで構成されています。
5階のエメラルド仏塔と天井画が人気のスポットですが、3階~4階のルアンポーソッド師に関するメモリアルスペースもタイ仏教に関する非常に注目すべきスポットです。
ワットパクナムの見どころは?美しい天井画に注目!
ワットパクナムのハイライトはやはりエメラルドのガラス仏塔と美しい天井画ですが、個人的にはルアンポーソッド師の仏像も見応えがあります。
見どころ①:ルアンポーソッド師の金製仏像《4階》
マハーラチャモンコン大仏塔内の3階と4階は、タイ仏教で大きな功績を残した故・ルアンポーソッド師を祀るメモリアルスペースがあり、中でも4階の金製仏像は見応えがあります。


4階にあるルアンポーソッド師の仏像は、タイ仏教の信者たちが寄進したネックレスや指輪などで造られた純金製の仏像で、瞑想も行われます。
純金製の仏像がいくつも並んでいる様子は非常に圧倒的なので、ワットパクナムへ来たならぜひ見ておきたいです。
見どころ②:エメラルドのガラス仏塔と天井に描かれた仏伝図《5階》

ワットパクナムが人気を集めている一番の見どころは、大仏塔の最上階にあるエメラルドグリーンのガラス仏塔の間。

まるで宇宙のような天井画
ガラス仏塔の上には仏伝図が描かれていて、菩提樹の下で悟りを開くブッダの様子が描かれています。


天井画は細部まで細かく描かれて見応えがある。
荘厳な雰囲気なのに、エメラルドに輝く仏塔とまるで宇宙のような天井画に囲まれた独特の雰囲気は、タイ仏教ならではの宗教観。タイへ来たからにはぜひ体感しておきたいですね!

ちなみに、ガラス仏塔と天井画がある5階へは階段で向かいます。
エレベーターを利用して行くこともできますが、エレベーターは土日のみしか稼働していないので注意が必要です。
ワットパクナム参拝時の服装や注意点は?

露出の少ない服装で。
タイの仏教寺院では、露出の少ない服装で参拝するのがマナーとされています。
ワットパクナムでは三大寺院のように服装に関するチェックはありませんが、最低限のマナーを守るようにしましょう。
タイの寺院を周る際の服装に関するマナーは以下の通り。
- 【上半身】:Tシャツ、ポロシャツ、ブラウスなどが良い。キャミソールやタンクトップはNG。
- 【下半身】:ロングパンツまたは長めのスカートがベター。短パンやミニスカートはNG。タイパンツは派手過ぎなければ大丈夫です。
- 【靴】:ビーチサンダルはNG。その他のサンダルは派手過ぎなければ大丈夫です。
最低限のマナーを守る
ガラス仏塔と美しい天井画がインスタグラムで注目され、写真を撮影するためにたくさんの旅行者が訪れていますが、ワットパクナムはれっきとした宗教施設。
ワットパクナムの美しい天井画を一目見ようとたくさんの日本人が訪れていますが、残念なことに参拝マナーが良くない日本人が多いのも事実です。

タイの寺院では、
- 寺院で大声を出したり騒ぐ
- 敷地内での飲食や喫煙
- 仏像を指さしたり、体育座り、寝転ぶ、足を向ける
上記のような行為は失礼にあたりますので、参拝時は写真撮影時には気をつけましょう。

ワットパクナムの基本情報。アクセスは?
ワットパクナムの基本情報は以下の通り。
ワットパクナム(วัดปากน้ำ ภาษีเจริญ) | |
参拝時間 | 8:00~20:00 |
参拝日 | 年中無休 |
入場料、参拝料 | 無料 |
電話番号 | 02-415-3004 |
住所 | 300 Ratchamongkhon Prasat Alley, Khwaeng Pak Khlong Phasi Charoen, Khet Phasi Charoen, Krung Thep Maha Nakhon 10160 Thai (Googlemapで見る) |
アクセス |
|
ワットパクナムのアクセス
ワットパクナム周辺には全部で3つの駅があり、各駅からワットパクナム寺院までの所要時間は大きくは変わりません。
- MRTのタープラ駅から:徒歩約15分
- BTSウタカート駅から:徒歩約20分
- BTSタラ―トプルー駅から:徒歩約20分
- 各駅からのタクシー:約10分(約฿40~50)
BTSウタカート駅とBTSタラ―トプルー駅からは徒歩約20分程度、MRTのタープラ駅からは徒歩約15分程度でアクセスできます。
いずれの駅からも、タクシーを利用した場合は所要時間10分程度、約฿40~50(\150)程度で行くことができますよ!
また、東南アジアでの自動車やバイクタクシーの配車に便利な『Grab』を活用すればより安く、より安全に向かうことができます。
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ワットパクナムの所要時間と周辺情報
ワットパクナムの所要時間
ワットパクナムは、ガラス仏塔と天井画のみを見に行く場合は30分程度あれば観光できます。
本堂やルアンポーソッド師の仏像など、ワットパクナム寺院全体を参拝する場合は約2~3時間程度が参拝の目安です。
ワットパクナムの周辺情報
ワットパクナムはバンコク市街地から見るとやや遠いトンブリー地区に位置しており、周辺はバンコクの郊外であるためあまり観光スポットはありません。
最寄り駅を通るBTSシローム線沿いには、タイ最大のショッピングモール「アイコンサイアム」や「アジアティーク」などがあるので合わせて行くとより満喫できそうです。
ぜひバンコク市街からふらっと行けるワットパクナム寺院へ
エメラルドグリーンに輝くガラス仏塔と美しい天井画が注目を集めるワットパクナムを紹介しました。
ワットパクナムはバンコクのトンブリー地区に位置していて、市街地からはややアクセスしにくいですが、美しい天井画とガラス仏塔はタイ仏教独特の宗教観を生み出しており、ぜひ体感したいイチオシのスポットです。
ワットパクナムはタイ仏教の中でも非常に格式の高い寺院なので、寺院全体を見回してみると参拝している人々の思いやタイ仏教の趣きなど、新たな発見があって面白いですよ!
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