- 世界中あちこちで使えるSIMカードを探している
- ヨーロッパやアメリカ、オセアニアなどの各地を短期間で周遊する
- 2週間の海外旅行の通信費を抑えたい
- 日本で購入できるSIMカードを探している
海外旅行で気になる、現地でのインターネット環境。
この記事ではヨーロッパ・アメリカ・アジア・中国・オーストラリアなどの世界122ヵ国で利用できる『SIM2Fly』の使い方や注意点をご紹介します!
世界122ヵ国で使えるSIMカード『SIM2Fly』
ヨーロッパ・アメリカ・アジア・オセアニアなどの主要国122ヵ国で利用できる『SIM2Fly』の特徴は以下の通り。
特徴 | |
対応国 | アジア・中国・ヨーロッパ・アメリカ・オセアニアなど 世界122ヵ国(対応国の一覧) |
通信速度 | 4G対応 *利用エリアによっては3G |
データ容量 | 4GB (*4GBのデータ量を超えた場合は通信速度が128kbpsに低下し、国内キャリア通信制限時と同じ速度へ。) ⇒トップアップ(チャージ)可能! |
有効期間 | 使用開始から15日間 |
価格 | ¥3,500前後 ⇒【Amazon】『SIM2Fly』 |
テザリング機能 | 利用可能 |
その他の特徴 | SIMサイズは通常/micro/nanoに対応 |
日本語マニュアル付き | |
出国前から日本でも使える | |
乗り継ぎ時も利用可能。 (対応国のみ) |
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同じく周遊プリペイドSIMとして販売されている『Three』と比較してみると…
価格や有効期間では「Three」が有利。
しかし、
- 対応国の数が多い
- 4G通信に対応していて高速通信ができる
- テザリングが可能
など、使いやすさでは「SIM2Fly」が圧倒的に有利です。
「Three」はとにかく安い!価格や有効期限においては『Three』に軍配があがるが、Threeでは3G回線のみ。テザリングも不可。
対応している国はなんと122ヵ国。
地図上のオレンジの国が対応している国。
◆ヨーロッパ(49ヵ国)
アイスランド、アイルランド、アゼルバイジャン、アルバニア、アルメニア、イギリス、イタリア、ウクライナ、エストニア、オーストリア、オーランド諸島、オランダ、北アイルランド、ギリシャ、クロアチア、サンマリノ、ジョージア、スイス、スヴァールバル諸島およびヤンマイエン島、スウェーデン、スコットランド、スペイン、スロバキア、スロベニア、セルビア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、バチカン市国、ハンガリー、フィンランド、フェロー諸島、フランス、ブルガリア、ベラルーシ、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マケドニア共和国、マルタ、モルドバ共和国、モンテネグロ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、ルーマニア、ロシア
◆アジア(21ヵ国)
インド(一部地域を除く)、インドネシア、韓国、カンボジア、シンガポール、スリランカ、台湾、中国(チベット圏含む)、日本、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、香港、マカオ、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、ラオス
◆中央アジア(3ヵ国)
ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス
◆オセアニア(7ヵ国)
オーストラリア、グアム、トンガ、ナウル共和国、ニュージーランド、パプアニューギニア、フィジー
◆アメリカ大陸(18ヵ国)
アメリカ (サイパンは除く)、アルゼンチン、ウルグアイ、エクアドル、エルサルバドル、カナダ、グアテマラ、コスタリカ、コロンビア、チリ、ニカラグア、パナマ共和国、パラグアイ、プエルトリコ、ブラジル、ペルー、ホンジュラス、メキシコ
◆中東(9ヵ国)
アラブ首長国連邦、イスラエル、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、トルコ(北キプロス含む)、バーレーン、ヨルダン
◆アフリカ(15ヵ国)
ウガンダ、エジプト、ガボン共和国、ガーナ、ケニア、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、タンザニア、チャド共和国、チュニジア、ナイジェリア、マダガスカル共和国、マラウイ共和国、南アフリカ共和国、モロッコ
対応国は2020年4月現在。
通信容量は4GBまで。4GBってどのくらい?
AIS『SIM2Fly(15days)』では、15日間で4GBまで使用できます。
4GBを超えた場合は通信速度が128kbpsに低下しますが、通信が止まることはありません。
低速になった場合の128kbpsは、国内のキャリア利用時に速度制限がかかった場合と同じ速度。動画やビデオ通話は難しいですが、SNSやメールの送受信、WEBサイトの閲覧は問題なく行えます。
日本人の平均的な1日当たりの通信量は約100~300MB程度とされているので、一般的に動画などを視聴しない限りは、SNSの閲覧や写真のアップロード、ネット上での情報収集や地図の利用は日本で使うのと同じくらい使えます。
特に海外旅行時はスマートフォンの使用回数は日本にいるときよりも圧倒的に少なくなるので、4GBは比較的大容量であり十分な量だといえるでしょう。
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トップアップ(チャージ)も可能!
『SIM2Fly』をはじめとするタイAISのSIMカードでは、SIMカードの有効期限内に限り公式アプリ「my AIS」から簡単にトップアップ(チャージ)が可能です。
『SIM2Fly』の残りの容量を確認する方法
『SIM2Fly』では、残りの容量がいくらあるのかを簡単に確認できます。
確認するには、各端末で「電話」を開き、『*111*6#』をプッシュします。
1分以内にAISから残量に関するSMSが届くのでそこから確認できます。
この場合、あと1GB 494.9MB使用できます。
また、AISのSIMカードでは公式アプリ「my AIS」をダウンロードすればアプリから簡単にデータ残量が確認できます。
my AIS
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『SIM2Fly』の設定はとても簡単。日本語マニュアル付きで安心!
『SIM2Fly』を初めて使う際の特別な設定はほぼ不要。非常に簡単です。
普段から海外で現地SIMなどを購入されている方は、通常の海外SIMカードと利用方法は変わりません。
- SIMピンを使いSIMケースを開ける
- 『SIM2Fly』を挿入する
- 「データローミング」を有効にする
- 【iPhone】:[設定]―[モバイルデータ通信]で「データローミング」をONにします。
- 【Android】:[設定]ー[モバイルネットワーク]で「データローミング」をONにします。「アクセスポイント名」をタッチし「新しいAPN」へ。
- APN(アクセスポイント名)の入力が必要な場合は、以下のように設定します。iPhoneの場合は自動で設定されるので原則設定不要です。
【名前】任意の名前(AISなど)
【APN(アクセスポイント名)】internet
【ユーザー名】空欄
【パスワード】空欄
【認証方式】CHAP
端末のSIMカードを開けるために必要なSIMピンを持っていない場合は、事前にSIMピンを用意しておくといいでしょう。抜いた国内キャリアのSIMカードを無くさないためにもSIMホルダーなどがあるとさらに便利ですよ。
現地に到着すると、データローミングがオンになっていれば自動で現地のキャリアを探して接続してくます。
キャリアが変わるたびにタイのAISからSMSが届きますが、無視して構いません。
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『SIM2Fly』のデメリットは?
個人的に『SIM2Fly』の満足度は★5つ、非常に使い勝手が良かったです。
とはいえ、実際に使ってみると多少のデメリットも感じられたので、紹介していきます。
15日だけしか使えない?
1年間有効の15GB利用できるパッケージが発売へ!
『SIM2Fly(15days)』の有効期間はアクティベート(SIM挿入)後から15日間となっています。
2019年2月13日より、AISは『SIM2Fly』において新たに15GBの高速通信(4GB)を1年間利用できるプランの提供を開始しました。(2799฿/¥9,800)
現在は日本からパッケージによる新規購入はできないようですが、既にAISのSIMカードを持っている場合は公式アプリ「my AIS」から先述したトップアップの要領でパッケージプランを変更すれば利用できるようです。
タイの通信業者AISだが、タイでは使用できない
この『SIM2Fly』はタイの通信業者AISが販売していますが、タイ国内では使用できません。
タイ国内で使用するなら、タイの空港内でSIMカードを購入できる他、Amazonからも事前にタイ専用SIMカードが購入できます。
あわせて読みたい
データ通信のみなので音声通話はできない。LINEで電話はできます。
『SIM2Fly』はデータ通信専用SIMなので、音声通話はできません。
LINEでの通話はデータ通信になるため可能ですが、お仕事の関係などで音声通話を必要とする場合には注意が必要です。
こんな人には『SIM2Fly』がおすすめ!
『SIM2Fly』は¥3,200と他の格安SIMと比較するとやや高めですが、現地でSIMを購入する場合と比較するとあまり価格には大差ありません。
この価格に対して、対応国が122ヵ国、4G高速通信が可能、4GBの大容量(トップアップ可)、テザリング付き、対応国なら乗り継ぎ時も使える、などの点を考えるととっても機能性が高くコスパの良いSIMカードだと思います。
僕は旅先でもある程度SNSで写真をアップロードしたり、サクサク使えるSIMカードを選びがちなので『SIM2Fly』を買って良かったと思います。
今回の記事では対応国が多いこのSIMカードの特徴を活かすために周遊できる点を中心に紹介しましたが、どこか1つの国に2週間ほど旅行される場合でもかなりおすすめのSIMカードです。
特別な設定が不要で、簡単にストレスなく使うことができるので、普段Wifi ルーターをレンタルされている方や周遊SIMカードを探している方に『SIM2Fly』はとてもおすすめですよ!
この記事ではタイAISの『SIM2Fly』(ヨーロッパ周遊)を紹介しましたが、アジア主要国の周遊ならテレコムスクエアの『Wi-Ho!(ワイホー)SIM』(アジア周遊)がおすすめです。
『Wi-Ho!(ワイホー)SIM』は、
- 安心の日本企業
- 手厚い24時間日本語サポート
- 1日あたり500MB使えて\1,800前後
なので非常にコスパも良く、海外SIM初心者の方にもおすすめです。