- 現地の文化・日常を体験できる旅がしたい
- 旅行先で気軽にホームステイを体験したい
- せっかくのひとり旅、できれば現地の人とも交流したい
- できれば旅費(宿泊費)は安く抑えたい
「現地の文化・日常を体験しながら旅がしたい」
「せっかくのひとり旅、できれば現地の人とも交流したい」
海外旅行で一つ悩みどころになるのが宿泊先。
せっかくの海外旅行、ホテルに泊まって観光地を周る旅もいいけれど、現地の文化や日常を体験しながら旅がしたいという人も少なくないのではないでしょうか。
結論、CounchSurfingは、そんな方におすすめ、世界中の旅行先で無料ホームステイができる最強サービスです。
この記事ではCouchSurfingについてみっちり紹介していきます。
CouchSurfingとは?【無料でホームステイができるアプリ】
CouchSurfingとは、世界中の旅行先で無料で家に泊まりたい人と、泊めさせてくれる人を探すマッチングサービスです。現地のホストが提供してくれる空き部屋やベッド、ソファを借りて宿泊することができます。
わかりやすくいうと、旅先でホームステイさせてくれる人を探すサービスです。
日本ではあまり馴染みのないCouchSurfingですが、アメリカやヨーロッパ圏では新しい旅のスタイルとしてかなり普及していて、全世界で毎年400万人のユーザーが利用しています。
Airbnbと何が違うの?
「AirbnbとCouchSurfingは何が違うの?」とよく聞かれます。どちらも現地のホストが提供する家に泊まるという点で共通していますが、この2つのサービスの違いは何でしょうか?
Airbnbは「宿泊先」を探すサービス
Airbnbは「宿泊先」を探すサービスです。
Airbnbで行きたい都市を入力すると、まず物件が一覧で表示されます。
Airbnbは、現地の人(ホスト)が所有している一般的な物件や空き部屋を、旅行などの滞在者に貸し出すサービスであるため、利用者にとってはAirbnbはどちらかというと「宿泊先」を探すことに特化しています。
CouchSurfingは「交流する人」を探すサービス
一方でCouchSurfingでは、「現地交流を前提として空き部屋などの空間を提供してくれる人たち」が表示されます。
CouchSurfingはコミュニケーションや異文化交流を目的としたサービスであるため、物件を探すというよりは一緒に自分と交流してくれる「人」を探して、お互いの異文化を「体験、シェアしよう!」という要素が強いです。
CouchSurfingのメリット【全部で5つ】
現地の文化・日常に触れる旅ができる
CouchSurfingは実際に現地で暮らす人のお家にお邪魔するので、「ホテルやゲストハウスに泊まって観光地を周る」といった普通の旅行とは一味違った旅ができます。
- その国の家庭料理を食べられる。
- ローカルの人たちが通うレストランやバーに連れてってもらえる。
- 現地の人が観光スポットを案内してくれる。
- 表面的な部分だけでなく、その国のリアルな生活を見れる。
- その国の生活習慣に触れられる。
ホテルやゲストハウスに宿泊して旅行していると、どうしてもレストランや屋台、カフェを回る生活になりがちですが、CouchSurfingを使ってホームステイすると、ホストが料理を振る舞ってくれたり、ローカルフードを食べられる地元のレストランなどに連れて行ってくれることが多いです。
現地の人たちが訪れるレストランに連れて行ってくれることもあると思いますが、観光地とは違って、安い価格でボリュームのあるご飯が食べられたりします。
CouchSurfingは無料で宿泊できる
CouchSurfingは、無料で宿泊(ホームステイ)ができます。
CouchSurfingを利用している人たちは、
- 「知らない国の人たちと話してみたい」
- 「異文化交流に興味がある」
- 「語学力を磨きたい」
といった目的を持って利用しているため、お互いに金銭のやり取りは行いません。
そのため、ホストの家に滞在する間は最低限のモラルやマナー、文化や宗教など、お互いを尊重し合うことが大切です。
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現地に親しい友達ができる
現地で親しい友達ができるのが、CouchSurfingの大きな魅力です。
実際に、初めてCouchSurfingを利用した際に泊めてくれたホストたちとは、5年が経過した今でも定期的に連絡を取ったり、トルコを訪れた際には必ず会いに行くほどの親友になりました。
普通に旅行をしていると、現地で親密な友達を作るのはなかなか難しいですが、CouchSurfingを使えば、一生の友達が世界中にできます。
現地に詳しくなれる。観光地を周るよりももっと良い出会いがあるかも。
ホストの都合にもよりますが、現地のおすすめスポットや観光地を一緒に回ってくれたりすることがあります。
実際に、トルコでCouchSurfingを利用した際には一緒に観光地を周りましたし、タイで利用した際にはホストが地元の寺院を案内してくれたり、ホストが通う大学を案内してくれました。
普通の旅行では訪れないような場所へ行くことができるのも、CouchSurfingならではの魅力です。
語学力が爆上がりする
CouchSurfingを使って、語学力が格段に向上しました。
基本的にホストとの会話は、共通の言語である英語であることが多いです。
簡単な日常会話はもちろん、お互いの普段の生活についてや、お互いの国の政治、宗教観など、かなり踏み込んだ会話をすることもあります。
僕が初めてCouchSurfingを使ったときは、相手の話していることが8割くらい理解できずかなり焦りましたが、ホストは英語力なんてほぼ気にしてないです。
そういうギャップを異文化コミュニケーションとしてホストは楽しんでくれるので、どんなに片言でも、いくら聞き返しても、構いません。
僕が今英語を話すことができるのも、CouchSurfingを利用して旅をしていたおかげです。
CouchSurfingのデメリット【回避可能】
こんなに魅力たっぷりのCouchsurfingですが、人によっては以下のデメリットを感じるかもしれません。
詳しく解説していきます。
語学に壁を感じる場合も【対策可能】
CouchSurfingのサイトは全て英語で構成されています。さらにホストを探し連絡を取るときや、実際のコミュニケーションも、基本的には英語での会話やコミュニケーションが必要になります。
英語を使うことに抵抗を感じる人は方は、コミュニケーションに壁を感じるかもしれません。
ただし、言語のフィルター機能を設定をすることで対策可能です。
「英語でのやり取りが不安」という方は、以下の方法で言語のフィルター機能を設定してみてください。
ホストを探す際に「More Filters」からさまざまな検索条件を指定することができますが、「Languages Spoken (相手が話す言葉を絞り込む)」を選択できます。
ここに「Japanese」を追加することで、
- 「日本に住んでいたことがある」
- 「日本語を勉強している」
などといった、ある程度日本語を話せるホストを絞り込むことができます。
プライベートな時間を作るのは難しい
相手の家に泊まっている以上、同じ空間を共有しているため、プライベートな時間を作るのは難しいかもしれません。
また、プライベートな時間だけでなく相手の生活スタイルに合わせる必要もでてきます。朝早く起きるホストならある程度その生活に合わせる必要もあるし、お互いのペースをうまく見計らう必要がでてきます。
相手が宗教を信仰している場合はその宗教にあった生活を送ることもあるので、こちらも注意が必要です。
安全面にやはり不安を感じる場合も【対策可能】
「CouchSurfing」は、初対面の人と時間を共有するサービスであるため、100%安全ではない可能性もあります。
ただし、CouchSurfingにはリファレンスシステムという、滞在後に必ず相手を評価するシステムがあります。
お互いの評価はそれぞれプロフィールに掲載されるため、相手がどんな人物であるかは、このリファレンスで判断ができるようになっています。
相手がどんな人かを見極めるために、このリファレンスだけでなくプロフィールやアイコンをしっかり確認しましょう。
- 女性はなるべく男性の元へ1人で宿泊しない
- 念のため貴重品の管理は徹底する
などの常識をある程度守ることで、安全性は維持できるのではないかと思います。
ホストを探すのにある程度時間がかかる
CouchSurfingではホストを見つける作業がかなりポイントになります。
例えばAirbnbでは、金銭が関わっている以上、返答率というのはかなり重要視されるため、リクエストを送ると24時間以内にレスポンスされ、比較的物件の予約が成約しやすいのが特徴です。
対してCouchSurfingでは、金銭のやり取りがない以上ホストはすぐに返事をする必要もなく、相手のプロフィールなどを見て自分と気が合わなそうなら断ることもできます。
そのため、CouchSurfingでホストを探して実際に約束をするまで、時間がかかることもあります。
僕は実際に成約にこぎつくまでに13通ものリクエストを送り、うち5件は返答なし、6件は日程の関係など様々な理由でアウト、2名の方がOKでした。
CouchSurfingの始め方
CouchSurfingは、以下の手順で登録ができます。
1.リンクまたは以下のボタンからCouchSurfingへ移動する。
2.「Join」ボタンをタップ。
3.名前とメールアドレス、設定するパスワードを入力し、「Join With Email」をタップ。
3.誕生日と自分の性別、住んでいる都市を設定し、登録完了!
CouchSurfingはメールアドレスからの登録だけでなく、Facebookアカウントからの連携登録にも対応しているため、3〜4分でサクッと登録できます。
Couchsurfing Travel App
CouchSurfing International Inc.無料posted withアプリーチ
プロフィール設定画面を開いたら、こんな画面がでてきます。
About me(自己紹介)の欄は英語で、できるだけ多く書くようにしましょう。
ホスト側もゲスト側も、お互いについて全く知らないため、このプロフィール欄とアイコンで相手を判断することになります。
以下の項目も設定しておきましょう。
CouchSurfingにはVerifyというシステムがあります。 これは年間¥2,400を支払うことで身分を証明できるもので、認証を得た会員としてサービスを利用することができます 認証を得ることでプロフィール画像の横に緑色のチェックマークが付くため、「お金を支払ってサービスを利用している」ことから見ず知らずの相手を信頼できる人かどうかを見極めることができます。 僕はこの認証機能を利用していませんが、認証がついていることでホスト側は安心することができますので、なかなかホストが見つからない場合は思い切って認証会員になるもの良いかもしれません。 もし、リクエストが断られ続けるのであれば、リクエストの文面を少し変えてみるといいかもしれません。 簡単すぎる文章だったり、いかにも一斉送信しているようなリクエストの文面だと、タダで宿泊することが主体になっていていると捉えられ、なかなか見つかりにくいです。 のがポイントです。 プロフィールの内容があまりに薄いと、相手は不安になるかもしれません。 など、惜しみなく書き出しましょう。アイコンもなるべく笑顔の写真をたくさんアップロードしておくのもポイントですよ。 ホスト側にもゲスト側にもメリットだらけのWin-Winなサービス、CouchSurfing。 CouchSurfingを使って旅に出てみると、自分の視野が広がり、旅の本当の良さを知れること間違いないです。 今回は旅人として「宿泊する」目線としてCouchSurfingを紹介しましたが、もちろん自分がホストとなって迎え入れることも可能です。 新たな国際交流の手段として、旅のツールとして、CouchSurfingを使ってみましょう。
Verifyとは?利用すべき?
断られ続けるリクエスト。ホストを見つけるコツは?
リクエストの内容を変えてみる
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