少数民族が暮らすベトナムの秘境『サパ』が凄い!行き方や見どころを紹介。

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ハノイから行ける、ベトナム感溢れるスポットを知りませんか?
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少数民族が暮らす「サパ」は、棚田の美しい絶景が望めるのでおすすめです。
この記事はこんな人に向いています
  • ベトナムの「サパ」に行ってみたい
  • 「サパ」がどんな場所か気になっている
  • 秘境が大好き
  • ハノイから行けるベトナム感溢れるスポットへ行ってみたい

「ベトナムならではの自然に囲まれた大秘境へ行きたい」

⇒そんな方には「サパ」がおすすめです。

サパには美しい棚田と緑の映える広大な自然が今もなお残っており、ベトナム感溢れる大自然を味わうことができます。ハノイからも直行バスでアクセスができるので、ベトナムの一味違った雰囲気を味わいたい方におすすめです。

この記事では、ハノイからも気軽に行くことができる大秘境「サパ」の魅力や行き方・目安の滞在日数・モデルプランなどを紹介していきます。

少数民族が暮らすベトナムの「サパ」

サパとは、ベトナムの首都であるハノイから直線距離にして約250km離れた、中国国境の山間に位置する小さな町です。

「天空の秘境」とも呼ばれているサパは、標高1,600mの山奥に位置しているため人の流入が少なく、ベトナムの原風景が今もなお残っています。

サパ自体はいくつもの小さな村から成り立っていて、ザオ族やモン族、タイ族などの少数民族が色彩豊かな民族衣装を身に纏いながら暮らしています。

サパでは少数民族の暮らしを覗いたり、美しい棚田の中をトレッキングすることができ、ホーチミンやハノイの喧騒とはかけ離れた、澄んだ空気が流れる山奥でのんびりとした滞在が楽しめます。

サパはそこまで大きな町ではありませんが、サパの中心部にはカフェやレストランなども多いので数日間のんびり滞在するのもおすすめですよ。

サパの見どころは?少数民族たちと一緒に絶景を堪能する

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サパの見どころは何ですか?

サパの見どころといえば、山奥に残る美しい自然と棚田ですが、その他にも楽しみ方はたくさんあります。ここではサパの見どころとその楽しみ方をいくつかご紹介します。

美しい棚田を眺める

サパの一番の見どころはやはり「棚田(ライステラス)」。

ひたすら段々と続く緑の棚田は、絶景そのもの。この棚田は世界でも類を見ない美しさを残しており、どこまでも続く棚田が自然の壮大さと、ベトナムの秘境旅を実感させてくれますよ。

美しい棚田を眺めるのであれば、新緑の稲穂が見られる晩春の5〜6月頃がベストシーズンですが、9〜10月頃ではオレンジに染まった稲穂を見ることができるので、春先か秋頃が棚田のベストシーズンです。

少数民族と出会う

サパはたくさんの村から成り立つ小さな町であり、山間の集落には山岳少数民族たちが暮らしています。

サパには「赤ザオ族」「黒モン族」「花モン族」などの民族が集落ごとに分かれて住んでおり、今もなお昔ながらの生活スタイルを続けながら素朴に暮らしています。

それぞれの少数民族の生活を覗くことができるのは、サパならではの楽しみ方。

現地ツアーなどに参加して暮らしぶりを覗いたり、彼らと一緒に棚田の中をトレッキングしながらサパの絶景を楽しむことができますが、彼らの集落自体へはツアーに参加しなくてもバイクタクシーなどで向かうことができるので、「少数民族たちと会ってみたい」という方にはサパはうってつけです。

それぞれの民族ごとによって異なる民族衣装を身に纏っているので、カラフルな民族衣装と暮らしを覗いてみるのもいいかもしれません。

3. サパならではの民芸品を買ってみる

サパでは、集落や町の中心などあちこちで少数民族による民芸品がたくさん並んでいるので買い集めてみるのも楽しいです。

サパで購入できる工芸品のほとんどは、このサパの山奥に暮らす少数民族たちが丹精を込めて一つ一つ作り上げたものなので、ここでしか手に入らないものもたくさんあります。

特に、モン族が作り上げるポーチや財布などの刺繡雑貨は日本でも非常に人気が高く、アジアン雑貨として取引もされているので、現地で本物の刺繡雑貨を手にとってみるのもいいでしょう。

サパからはやや距離がありますが、同じサパと同じラオカイ省にある「バックハー」と呼ばれる町では、毎週日曜日に、カラフルな民族衣装が印象的な花モン族による「バックハー市場」と呼ばれる日曜市が開催されるので、モン族の刺繡雑貨や少数民族による工芸品が欲しい方はこちらに足を運んでみるのもおすすめですよ。

▼バックハーについて

  • バックハーは日曜日のみ開催される
  • サパからは車で約2時間30分
  • ミニバスもしくはサパからツアーに参加。(¥1,500~¥2,000)
  • ツアー参加の方が楽かも。
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サパまでの行き方は?ハノイからの直行バスが便利。

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サパ、行ってみたいです。どうやって行けばいいですか?

ベトナムの北西部にあるサパへの主な行き方は、いずれもハノイからアクセスすることができ、バスか鉄道が便利です。

結論から紹介すると、コスパと速達性に優れている「直行バス」がおすすめです。

しかし、鉄道での旅路もまた旅情緒あふれているので、異国感を味わいたいのなら鉄道でのアクセスもおすすめです。

ここではサパまでの主な交通手段であるバスと鉄道の2つの行き方を紹介していきます。

直行バス(約5時間30分)

  • サパまで直行バス【最短/安い/直行】
  1. 直行バス
    ハノイ(旧市街)-サパ
     ・所要時間:約5時間30分
     ・運航会社:サパエクスプレス(Sapa Express)
     ・運賃:¥1,400(朝便)/¥1,700(夜行便)
     ・運行時間:7:00/22:00
     ・ハノイ旧市街ホアンキエム湖付近より出発
     ・夜行便がおすすめ

ハノイから最も簡単に・安く・早くアクセスできるのが直行バスで向かう方法。ローカルバスか観光客向けのツーリストバスを利用する2つの方法がありますが、ツーリストバスの「サパエクスプレス」が最もおすすめです。

サパエクスプレスはハノイの旧市街にオフィスを構える「サパ」専用の直行バスを運行するバス会社で、ハノイもサパもバスの発着場所が分かりやすく車内が快適なのでおすすめ。

特に夜22:00にハノイを出発する夜行バスは非常に快適ながら1泊分の宿泊費を浮かすこともできるのでおすすめです。

鉄道+バス(約9~10時間)

  • サパまで鉄道コース【バックパッカー向け】
  1. 鉄道
    ハノイ駅-ラオカイ駅
    ・所要時間:約8時間
     ・運賃:¥1,800前後
    ・運行時間:21:35/22:00

     ・寝台列車なのでローカル感が溢れている
  2. ミニバスか路線バス
    ラオカイ駅-サパ
     ・所要時間:約1時間
     ・運賃:¥140~¥200
     ・ラオカイ駅前より乗車

高速道路が開通する最近まで、サパまでの一般的なアクセス方法として利用されていたのが「鉄道+バス」の方法。

ハノイ駅を出発しラオカイ駅まで約8時間かけて移動し、ラオカイ駅からサパまでバスに乗り換えて向かう方法ですが、バスに比べて時間も値段も手間もかかるのであまりおすすめではありません。

しかし、バスでは味わうことのできないベトナム旅ならではの旅情緒を味わうことができるので、バックパッカーっぽい旅のスタイルを味わうのなら鉄道がいいでしょう。

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サパの目安の滞在日数・モデルプランは?

サパの目安の滞在日数

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サパは何日間くらい滞在するのがベストですか?

サパのおすすめの滞在日数は1泊2日です。

サパはあまり町が大きくないので現地でのやることもそこまで多くはなさそうですが、サパ内での集落ごとの距離が大きく、移動手段も徒歩かバイクタクシーに限られてくるので、時間には余裕を持って行動するのがベターです。

ハノイ22:00発の夜行バスでサパへ向かい、翌7:00~15:30までサパを満喫する日帰り観光も可能ですが、それだけだと回り切れないですし天候によっては楽しむこともできなくなるので、1泊2日~2泊3以上で滞在するのがおすすめです。

サパ観光で楽しみたいハイライトをまとめると以下の通り。

▼サパ観光のハイライト

  • サパ散策
  • 棚田を眺める
  • 少数民族へ会いに集落へ行く
  • カットカット村へ行く
  • ラオチャイ村をトレッキング
  • ファンシーパン山までロープウェイ
  • サパの民芸品を買う
  • のんびりカフェで過ごす
  • バックハー市場へ行く(日曜日のみ)

サパ観光のモデルプラン(1泊2日)

サパの美しい自然と少数民族とのふれあいを楽しむことができるモデルプランは以下の通り。

出発当日
~21:00 ハノイを終日観光
22:00 ハノイを深夜バスで出発(サパエクスプレス)
1日目
3:30 サパに到着
~6:00 バス車内で待機(サパエクスプレスの場合)
6:30 宿泊施設へチェックイン
9:00 カフェでモーニング
10:00~17:00 終日サパ観光(棚田・少数民族)
2日目
9:00~15:00 サパ観光(トレッキング・ファンシーパン山登頂)
15:30 サパを出発
20:00 ハノイ国際空港経由
(下車することも可能・サパエクスプレス)
21:00 ハノイ着
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結構みっちりですが、意外とあっという間です。

サパのベストシーズンは?5月か10月が最高

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サパのベストシーズンはいつですか?

サパのベストシーズンは、晩春の5~6月か9~10月です。

サパのハイライトともいえる棚田は、4月ごろに田植え始まり10月半ば過ぎに稲刈りが完了するので、春季~秋季なら棚田の美しい様子を見ることができます。ただし6~9月初旬は雨季でありコンディションも悪くなりがち。

晴れた環境で美しい棚田の様子を写真に収めたい場合は5~6月か9~10月がベストシーズンといえるでしょう。

他とは違うベトナムを味わえる『サパ』

ベトナム北西部、中国国境に位置するサパは、高地に位置しているため年中を通じて居心地が良く観光に適しています。特に春先の5~6月と秋の9~10月には青緑やオレンジの色味を帯びた美しい棚田が望めるので非常におすすめです。

ハノイからも気軽に行くことができるので、ハノイで思ったより時間を持て余してしまった場合でも低予算で行くことができます。ハノイを拠点にハロン湾やハノイ旧市街観光と合わせて訪れると、ハノイ旅行を4泊5日程度で楽しむことができますよ。

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