- サハラ砂漠へ行くときの持ち物を知りたい
- サハラ砂漠に持っていくべきものを知りたい
「サハラ砂漠に何を持っていったらいいんだろう」
「サハラ砂漠は本当に水を持っていく必要があるの…?」
サハラ砂漠へ行くときに、ツアーやキャンプに持っていける量は決まっているので、何を持っていって、何を置いていくのかという取捨選択はとても大事ですよね。
しかし、サハラ砂漠はなかなか行く場所でもないし、何を持っていくべきなのか、何を持っていくべきなのか分かりませんよね。
この記事では、サハラ砂漠の持ち物15選と、逆に持っていくべきではないものも合わせてご紹介します。
サハラ砂漠に必ず持っていくべき持ち物10選
ここでは、サハラ砂漠へ行く際に必ず持っていくべき持ち物を10個に厳選し、重要性が高い順番でご紹介します。
上着
「サハラ砂漠は暑い」というイメージが強いですよね。
実際、夏は最高気温が40℃を超えることもあり、昼間は暑いサハラ砂漠ですが、太陽が沈む夕方以降から朝にかけてのサハラ砂漠はとても寒いです。
人工物が一切無く、雲などが発生しにくいので暖かい空気は逃げてしまうため、太陽が沈んでからは冷える一方です。
朝晩は上着なしでは過ごせないくらい寒くなるので、上着は必ず持っていった方がいいですよ!
- ウルトラライトダウン(ユニクロ)
- ヒートテック(ユニクロ)
- マウンテンパーカー
などがおすすめです。
ターバン(スカーフ)
ターバンを身につけておくと、サハラ砂漠に来た実感が湧くだけでなく、実際にいくつかの効果があります。
- 砂嵐から顔を守ってくれる
- 直射日光による日焼けを守ってくれる
- インスタ映えする写真が撮れる
サハラ砂漠は風が吹くと細かい砂が目や耳に入り込みますし、日中は日焼け対策にもなるので必ず持っていったほうがいいですよ。
ターバンはとても実用的でありながら、写真を撮る際にはインスタ映えするアイテムにもなりますので、自分に合ったデザインのもの見つけましょう。
サハラ砂漠があるメルズーガでもいくつかの小さなお店がありますが、観光地の駆け込み価格になっているだけでなく、カラーバリュエーションが少ないです。サハラ砂漠へ来る前にマラケシュやフェズで自分に合ったスカーフを見つけておくのがおすすめですよ!
サンダル
サハラ砂漠にはサンダルで行くのがおすすめです。
普通のスニーカーだと砂が入り込んで気になってしまい、サハラ砂漠を本気で楽しめなくなってしまいます。
サンダルなら脱ぎやすいし、砂が入り込んでも気になりにくいのでおすすめですが、デメリットもあるので自分に合ったサンダルを選ぶのが大切です。
サンダルの選び方は以下の通り。
メリット | デメリット | |
ビーチサンダル |
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クロックス |
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KEEN NEWPORT H2 (オススメ!) |
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まとめると、サハラ砂漠で使うサンダルはかかと付きで歩きやすく、安定性のあるしっかりしたサンダルがおすすめです。
個人的には、
- かかと付きでしっかり密着するので歩きやすい
- つま先がガッチリと保護されていて安心
- ソールが厚く疲れにくい
ので、KEENのNEWPORT H2がおすすめです。
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カメラ
せっかくサハラ砂漠へ来たならたくさん写真を撮っておきたいですよね。
カメラを選ぶ際は、どんな写真が撮りたいのかをイメージして、必要なカメラを用意するといいですよ!
メリット | デメリット | |
一眼レフ・ミラーレスカメラ |
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Goproなどのアクションカメラ |
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スマートフォンのカメラ |
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僕は上それぞれすべての種類のカメラをサハラ砂漠に持って行きましたが、サハラ砂漠の美しい砂丘や星空の写真が撮りたいのなら一眼レフが圧倒的におすすめです。
Goproなどのアクションカメラは、広いサハラ砂漠を広角で撮影することができるだけでなく、防塵なのでサハラ砂漠の砂にあまり気を遣わずにサハラ砂漠を楽しむことができますし、タイムラプスなどを活用することでサハラ砂漠の星空や日の出などで幻想的な光景を切り取ることができるのがメリットです。
カメラの砂塵対策グッズ
サハラ砂漠の砂は非常にきめ細かく、カメラやスマートフォンなどの精密機器に入り込むと一発で壊れてしまいます。なので、サハラ砂漠にカメラを持っていく際は砂塵対策が必須です。
一眼レフやミラーレスカメラは美しいサハラ砂漠を高画質に撮影することができ、多くの人がサハラ砂漠に持っていきますが、サハラ砂漠の砂が入り込みやすく、致命的なダメージを与える可能性があるので注意が必要です。
サハラ砂漠へ一眼レフやミラーレスカメラを持っていく際は、つなぎ目がない密封性の高いレインカバーなどを用意しておくのがおすすめですよ!
Goproなどのアクションカメラは防塵構造であることが多いので特別な対策は必要ありませんが、SDカードスロットやバッテリーカバーから砂が入り込む可能性が高いので注意が必要です。
スマートフォンのカメラは、スマホさえ持っていけばいいので簡単に撮影ができるのがメリットですが、機種によって画質に差があるだけでなく、一眼レフなどと同様に砂塵対策が必要なのがデメリットです。
スマートフォンをサハラ砂漠へ持っていく際にも、防水ケースを持っていくなどの対策をしていくのがマストですよ!
サングラス
サハラ砂漠は雲が少なく、日光の照射が多いのでサングラスがあると便利です。
モバイルバッテリー
サハラ砂漠にはもちろんコンセントが無いので、スマートフォンの充電には注意が必要です。
とはいえ、サハラ砂漠に持っていける荷物はできるだけ減らした方が良いので、あまり大きくなく、軽量のバッテリーがおすすめです。
ジップロックや小瓶など
サハラ砂漠へ行ったら、サハラの砂の美しさに心を奪われるはず。
「サハラ砂漠の砂を持ち帰りたい」という方は、予めジップロックや小瓶を日本で用意しておくと便利です。
ジップロックはモロッコで手に入れるのはなかなか難しいかもしれませんが、マラケシュやフェズであればサハラ砂漠の砂などを入れる小瓶が売っているので、現地で手に入れることもできます。
日本の植物検疫所では、“土、または土が付着した植物”の持ち込みが禁止されていますが、有機物が付着・混入しない「砂」の持ち物については問題ありません。
トイレットペーパー
サハラ砂漠は物資が無い為、トイレやトイレットペーパーが無いことが多いです。
利用するツアーによってはテントにトイレがなく、大自然の中で青空トイレになることがあります。
トイレがあっても、トイレットペーパーがない場合もあるので、1~2ロールのトイレットペーパーを持っていくのがおすすめです。
南京錠やワイヤーなど
サハラ砂漠のテントでは自身でバックパックやショルダーバッグの防犯対策をする必要があるので、南京錠やワイヤーなどを持っていく必要があります。
南京錠は、鍵を紛失する恐れがないダイヤル式で、4桁タイプのものがおすすめです。
南京錠に加えワイヤーがあればバックパックを近くのものと合わせて巻き付けられるので便利です。
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サハラ砂漠に持っていくといいもの5選
ここでは、必須ではありませんがサハラ砂漠に持っていくといいモノを5つご紹介していきます。
LEDライト
サハラ砂漠には人工物が一切無い為、サハラ砂漠の夜は月明かり以外に光がありません。
特に、テントの中で荷物を探したりする際はライトが無くて非常に困ったので、もう一度サハラ砂漠に行くときはぜひ持っていきたいアイテムの一つです。
とはいえ、スマートフォンにライトが付いている場合は代用ができます。スマートフォンのライトを利用する際はモバイルバッテリーの減りが早くなるので注意が必要です。
手ピカジェル
サハラ砂漠では水がなかなか使えない上に、砂漠の砂で手が汚れやすく、手が汚れた状態が続くので簡単に手を綺麗にできるアイテムがあると安心です。
個人的には消毒もできるので手ピカジェルがおすすめです。
手ピカジェルはボトルタイプではなく、軽くて持ち歩きに便利な個包装のプチタイプがおすすめです。
保湿クリームやマスクなど
サハラ砂漠は極端に降水量が少ないため乾燥しやすく、湿度が低いので保湿クリームやリップクリームなどがあると便利です。
サハラ砂漠は意外にも砂が舞う埃っぽさは感じませんが、寝る際に気になる方はマスクなどがあると安全ですよ!
目薬
サハラ砂漠では砂が舞い目に入り込むこともあるので、目薬は持っていきたいアイテムの1つです。
ガムテープ
カメラの防塵対策の際に、ガムテープやビニールテープで隙間を塞ぐことができます。
また、ビニール袋なら現地で調達がしやすく密封性が高いので、現地でカバーを作りたい方もガムテープを日本から少しだけ準備していくのがおすすめです。
サハラ砂漠にいらなかったもの
ここでは、サハラ砂漠へ行く際の持ち物として不要だったものをご紹介します。
大量の水。ペットボトル1本でOK
「サハラ砂漠」と聞くと、大量ペットボトルを持っていかないといけないイメージがありますが、そこまで多くの水は必要ありません。
マラケシュなどからツアーに参加してサハラ砂漠へ向かう場合は途中で休憩があるので水を購入できますし、サハラ砂漠ではツアー会社が用意してくれます。
個人でメルズーガまで来てメルズーガで宿泊する場合も、いくつかの小さなお店があるので現地でキンキンに冷えた水が購入できます。
当日の気温との兼ね合いが必要ですが、目安は500㎖~1Lのペットボトル1本程度です。
万が一無くなった場合でも、ツアー会社やキャンプで用意されているので心配はいりません。
寝袋
サハラ砂漠でキャンプとはいえど、ベッドや簡単な布団はツアー会社やキャンプ側が用意してくれるので必要ありません。
とはいえ、夜は夜空の下で寝るため、気温や砂が気になる方は寝袋としても使えるコクーントラベルシーツなどを利用すると便利です。
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サハラ砂漠は一生の思い出になる。だから準備万端で。
サハラ砂漠へ行くときに、ツアーやキャンプに持っていけるモノの量には限界があります。
サハラ砂漠でのキャンプという貴重な時間をより快適に、より充実したものにするためには何を持っていって、何を置いていくのかという取捨選択はとても大事です。
「サハラ砂漠で一晩キャンプをする」という経験は、長い人生の一生の思い出になります。
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