- イスタンブールのおすすめスポットを知りたい
- イスタンブールを効率良く周りたい
トルコ最大の都市であるイスタンブールは東西にかけて大きく、観光スポットも広く点在しているので、初めて訪れる場合はどこを訪れるべきか迷いますよね。
この記事では、トルコに在住経験のある僕が、イスタンブールの主要な見どころを交えつつ、個人的におすすめなスポットをあわせて、3日間モデルコースとして紹介していきます。
当記事にて掲載されている料金は、2022年2月現在の情報及びレートです。
イスタンブールを効率良く回るコツは?
トルコ最大の都市であるイスタンブールは、東西にまたがる大きな都市。
一見大きく複雑で、とても回り切れなさそうなイスタンブールですが、その構造はとってもシンプルです。イスタンブールは大きいので、各要所を1つのブロックとして抑えるのがおすすめです。
イスタンブールは「ヨーロッパとアジアの架け橋」とも呼ばれていて、イスタンブールの中心を流れるボスポラス海峡を境にヨーロッパ側とアジア側に分かれています。
ブルーモスクやアヤソフィアなどのほとんどの観光スポットはヨーロッパ側に集中していて、アジア側には市街地や、LCCや国内線が多く発着するサビハギョクチェン空港などがあります。
ヨーロッパ側にも「旧市街」と「新市街」がありますが、トプカプ宮殿やアヤソフィアなどの歴史的建造物が多いのが「旧市街」で、高級ホテルやショッピングモールが多いのが「新市街」です。
- 「アジア側」…カドゥキョイやチャムルジャ(絶景の丘)、サビハギョクチェン空港など
- 「ヨーロッパ側」…イスタンブールの見どころが多い
- (ヨーロッパ側)「旧市街」…アヤソフィアやブルーモスクなどの歴史地区
- (ヨーロッパ側)「新市街」…ショッピングモールやビジネス街、高級ホテルが多め
つまり、初めてイスタンブールへ旅行をするのなら「ヨーロッパ側」に滞在し、旧市街を中心に観光しながら新市街に足を伸ばすのがおすすめです。
アジア側も見どころが多く、ヨーロッパ側とは違いのんびりした雰囲気が楽しめるので、時間に余裕がある場合はアジア側も散策してみるのがいいでしょう。
あわせて読みたい
イスタンブールはブロックごとに観光する
「ヨーロッパ側」の「旧市街」と「新市街」のように、ブロックとして把握することができたら、ブロックごとに行きたい場所をまとめて回ってしまうのがおすすめです。
例えば、「旧市街」と一口に言ってもお土産探しに向いている「ベヤズット地区」やイスタンブールの見どころが集まる「スルタンアフメット地区」などのようにたくさんのブロックがあるので、それぞれまとめて回ってしまうと、効率的に観光することができます。
イスタンブールの移動には交通機関が便利
イスタンブールは非常に大きく見どころも点在しているので移動距離が多くなりがちですが、イスタンブールは交通機関が発達しており、運賃も比較的安いので、積極的に利用しましょう。
イスタンブールの交通機関を使いこなすためにも、「イスタンブールカード」は必須アイテム。日本のICカードと同じようなもので、乗車がスムーズになるだけでなく、使えば使うほど運賃も安くなるのでおすすめですよ。
イスタンブール新空港から市内までの移動は『Havaist(ハバイスト)』
イスタンブール新空港は、市内からかなり遠い上に、2022年2月現在では鉄道などが乗り入れていないためアクセスが不便なのがデメリット。
そのため、イスタンブール新空港からはエアポートバスの『Havaist(ハバイスト)』が便利ですよ。
『Havaist』なら、空港から市内まで約40~80分でアクセスすることができますし、20TL(約¥335)前後という格安料金で利用できます。快適なリクライニングシートと高速Wi-Fiも完備されているので、利用しない手はありませんよ。
- 市内まで約40~80分
- 料金体系が明確で、片道約20TL(¥335)前後
- 高速Wi-Fi完備
- 快適な革張りのリクライニングシート
- フットレストつき
- ミニテーブルつき
あわせて読みたい
1日目「イスタンブールの異国感にどっぷり浸る旧市街コース」
10:00 | ブルーモスク |
10:30 | アヤソフィア |
11:20 | トプカプ宮殿 |
13:00 | 昼休憩 |
13:50 | 地下宮殿 |
14:30 | カフェでまったり |
15:15 | グランドバザール |
16:20 | 問屋街 |
16:40 | エジプシャンバザール |
17:10 | イェニ・ジャーミィ |
18:00 | ガラタ橋 |
1日目は、イスタンブールのハイライトが詰まった旧市街を回るコースです。旧市街には、オスマン帝国の遺構やイスラム文化ならではの雰囲気がぎゅっと詰まっているので、トルコならではの異国感を存分に味わうことができます。
各観光スポットのおすすめ度や所要時間などもまとめてあるので参考にしてみてください。
10:00 ブルーモスク
ブルーモスク | |
所要時間 | 約30分 |
個人的なオススメ度 |
イスタンブールを代表する観光スポットの1つである「ブルーモスク(スルタンアフメットジャーミィ)」は、オスマン帝国時代のスルタン、アフメット1世によって造られた巨大なモスク。
「世界で最も美しいモスク」とも呼ばれるこのブルーモスクは、大きなドームと6本のミナレット(塔)が印象的ですが、これだけ多くのミナレットを持つモスクは世界でもそう多くはありません。
内壁には2万枚以上のブルータイルが使われて、ドームの装飾とステンドグラスから差し込む光がとても美しいです。
ブルーモスクは比較的混雑しやすいので、ブルーモスクが開く8:30~10:00頃に訪れるのがおすすめです。
ただし、ブルーモスクではイスラム教の礼拝時間に合わせて1日5回の礼拝が行われており、礼拝中と金曜の午前中は入場ができないので注意が必要です。
ブルーモスクでは露出の多い服装では入場ができないので、短パンやノースリーブ、膝丈のスカートの着用は控えましょう。
- 【男性】:上半身に関する規定はほぼ無いが、タンクトップなどの過度なものはNG。下半身は、ロングパンツなど。短パンはNGなので注意しましょう。
- 【女性】:基本的に肌の露出はNG。Tシャツ、ノースリーブ、膝丈のスカートはNGです。また、髪を完全に覆う必要があるため、スカーフを持参しておくとスムーズです。
- 【靴】:サンダルなど露出の多い靴はNG。ドーム内は靴を脱ぐ必要がありますが、モスクの施設内でも露出の多い靴はNGです。
ブルーモスク(Sultanahmet Camii) | |
入場時間 | 《1》 8:30~11:30 《2》13:00~14:30 《3》15:30~16:45 《4》金曜日は13:30~ ※入場時間は礼拝のスケジュールによって大きく変わります。 ≫ブルーモスクの礼拝時間(公式) |
休館日 | なし |
入場料 | 入場無料、寄付歓迎 |
写真撮影 | ・礼拝時は写真撮影禁止 ・フラッシュ撮影禁止 |
住所 | Sultan Ahmet Mahallesi, Atmeydanı Cd. No:7, 34122 Fatih/İstanbul, Turkey (Googlemapで見る) |
アクセス | トラム(T1)「Sultanahmet station(スルタン・アフメット)」駅より徒歩5分 |
10:30 アヤソフィア
アヤソフィア | |
所要時間 | 約1時間 |
個人的なオススメ度 |
イスタンブールで最も人気のある観光スポットが、この「アヤソフィア」です。
「ビザンツ建築の最高峰」とも呼ばれるアヤソフィアには、多くのモザイク画が残っているなど建築物としての価値が大いにありますが、それだけではなくアヤソフィアが辿ってきた一連の歴史も魅力の一つです。
アヤソフィアは本来ギリシャ正教の大本山として建設されましたが、1453年にコンスタンティノープルが陥落したことで政権がイスラム王朝のオスマン帝国へと移り、キリスト教会からモスクへと大改築が行われました。
アヤソフィアは、世界でも類を見ない「キリスト教とイスラム教が混在している空間」でもあるため、非常に価値のある建築物です。
アヤソフィアはイスタンブールで最も人気の観光スポットであるため非常に混雑する場合も。アヤソフィアを訪れるなら開館直後に訪れるのがベストなので、なるべく午前中に訪れるのがおすすめです。
ブルーモスク同様にイスラム教の礼拝時間に合わせて1日5回の礼拝が行われており、礼拝中と金曜の午前中は入場ができないので注意が必要です。
アヤソフィア(Ayasofya) | |
入場時間 | 9:00~18:00 |
休館日 | 宗教上の祝日。11月~3月は月曜日は休館。 |
入場料 | 無料 |
写真撮影 | 一部エリアでフラッシュ撮影禁止 |
住所 | Sultan Ahmet Mahallesi, Ayasofya Meydanı, 34122 Fatih/İstanbul,Turkey (Googlemapで見る) |
アクセス | トラム(T1)「Sultanahmet station(スルタン・アフメット)」駅より徒歩5分 |
11:20 トプカプ宮殿
トプカプ宮殿 | |
所要時間 | 約2時間~3時間 |
個人的なオススメ度 |
オスマン帝国の中心として栄えたイスタンブールの、かつての中心がこの「トプカプ宮殿」です。
トプカプ宮殿は、オスマン帝国の歴代スルタン(皇帝)の居住地として建設され、オスマン朝の重要な政治や決議もここで行われていました。
もともとのトプカプ宮殿に加え、歴代のスルタンたちが当時の建築様式や個人の趣で増築を繰り返してきたため、かなり広大な敷地に「宝物館」「謁見の間」「ハレム」などたくさんの見どころがあります。
そんなトプカプ宮殿はとにかく大きいので、最大の見どころである「ハレム」と「宝物館」を中心に回るのがおすすめです。
トプカプ宮殿(Topkapı Sarayı) | |
入場時間 | 9:00~18:00 ※チケットの販売は営業時間終了の45分前まで。 |
休館日 | 火曜日、宗教上の祝日 |
入場料 | 200TL(¥1,670) ハレムは別85TL(¥710)が必要 |
写真撮影 | 一部エリアで撮影禁止 |
住所 | Cankurtaran Mh., 34122 Fatih/İstanbul,Turkey (Googlemapで見る) |
アクセス | トラム(T1)「Sultanahmet station(スルタン・アフメット)」駅より徒歩10分 |
13:00 お昼休憩
13:50 地下宮殿
地下宮殿 | |
所要時間 | 約30分 |
個人的なオススメ度 |
地下宮殿は東ローマ帝国時代に、コンスタンティヌス帝によって造られた貯水槽。300本以上の柱が整然と並び、通路を進むと一番奥にはメデューサの顔が置かれています。
地下宮殿はブルーモスクやアヤソフィアからとても近いものの、結構入口がこじんまりとしていてあまり混雑もしておらず、割とすんなり観光できます。
神秘的で幻想的な空間なので、トルコならではの異国感もありおすすめです。
地下宮殿(Basilica Cistern) | |
入場時間 | 《夏季》 9:00~18:30 《冬季》9:00~17:30 |
休館日 | なし |
入場料 | 30TL(¥250) |
写真撮影 | フラッシュ撮影禁止 |
住所 | Alemdar Mh., Yerebatan Cd. 1/3, 34410 Fatih/İstanbul,Turkey (Googlemapで見る) |
アクセス | トラム(T1)「Sultanahmet station(スルタン・アフメット)」駅より徒歩3分 |
14:30 カフェでまったり
15:15 グランドバザール
グランドバザール | |
所要時間 | 約1時間~ |
個人的なオススメ度 |
グランドバザールは、屋内型の超巨大市場。屋内型としては中東最大の市場で、4500店以上の小さなお店が並んでいます。とにかく広大で複雑な構造をしているので、地図を頼りにしていても必ず迷ってしまいます。
かつてはシルクロードの終点として、東西から様々な商品が集まってきていましたが、現在は香辛料やお菓子、貴金属、絨毯、トルコランプなどが中心に並んでいます。
グランドバザールには、香辛料やスカーフ、トルコの伝統菓子、キーホルダーやマグネットなどのイスタンブール中のお土産がここに集結しているので、お土産を買い揃えたい方にはうってつけですが、値段がやや観光地価格なので注意が必要です。
グランドバザールは、初日に訪れることで中東ならではの異国感を味わいつつ、イスタンブールのお土産を下見しておおまかな値段を把握するのがおすすめです。
グランドバザール(Kapalıçarşı) | |
営業時間 | 8:30~19:00 |
休業日 | 日曜日、祝日、宗教上の祝日 |
住所 | Beyazıt Mh., Kalpakçılar Cd. No:22, 34126 Fatih/İstanbul, Turkey (Google Mapでみる) |
アクセス | トラム(T1)「Beyazıt(ベヤズット)」駅より徒歩1分 |
16:20 問屋街
問屋街 | |
所要時間 | 約20分 |
個人的なオススメ度 |
グランドバザールの北、エジプシャンバザールに向かうまでの一帯のエリア。
いわゆる「グランドバザールの裏」に相当する部分ですが、このあたりにはグランドバザールや周辺お土産屋さんに商品の卸売りをする問屋が集まっています。
トルコ語が飛び交うローカルな雰囲気ですが、ここに並ぶお土産や日用雑貨はとても安いのでおすすめです。ただし、問屋街なためお店によってはまとめ売りになる場合もあるので、注意が必要です。
16:40 エジプシャンバザール
エジプシャンバザール | |
所要時間 | 約30分 |
個人的なオススメ度 |
エジプシャンバザールは、かつてはエジプトから運ばれてきたスパイスを取り扱う市場だったため、「エジプシャンバザール」と呼ばれています。
グランドバザールとは違った雰囲気で、スパイスが香る、にぎやかな雰囲気が特徴です。
シンプルな「L字」構造なので回りやすいですが、スパイスの取り扱いが多くお土産やスカーフを取り扱うお店はやや少なめ。
グランドバザールよりも観光客がやや少ないので少しローカルな雰囲気が楽しめます。
エジプシャンバザール | |
営業時間 | 8:30~19:00 |
休業日 | 一部の祝日、宗教上の祝日 |
住所 | Beyazıt Mh., Kalpakçılar Cd. No:22, 34126 Fatih/İstanbul, Turkey (Google Mapでみる) |
アクセス | トラム(T1)「Eminönü(エミノニュ)」駅より徒歩5分 |
17:10 イェニ・ジャーミィ
イェニ・ジャーミィ | |
所要時間 | 約15分 |
個人的なオススメ度 |
イェニ・ジャーミィは、ガラタ橋の横にあるモスク。
イスタンブールを象徴する風景を作り上げている大きなモスクで、内部はブルーモスクのように青いタイルとステンドグラスで造られています。
礼拝時は入場ができませんが、内部は空いていてゆっくり観賞することができるのでおすすめです。
イェニ・ジャーミィ | |
入場時間 | 9:00~18:00 (礼拝時間は入場不可) |
休館日 | なし |
入場料 | 入場無料、寄付歓迎 |
写真撮影 | フラッシュ撮影禁止 |
住所 | Rüstem Paşa Mahallesi, Yeni Cami Cd. No:3, 34116 Fatih/İstanbul, Turkey (Google Mapでみる) |
アクセス | トラム(T1)「Eminönü(エミノニュ)」駅より徒歩2分 |
17:30 ガラタ橋
ガラタ橋 | |
所要時間 | 約30分~ |
個人的なオススメ度 |
金角湾をまたいで、旧市街と新市街をつなぐのがガラタ橋。
釣り糸を垂らすトルコ人が並び、イスタンブールを代表する景色が望めます。
トラムを使ってスムーズに新市街へ向かうこともできますが、徒歩だと心地の良い風と賑わいがイスタンブールを実感させてくれます。
特にガラタ橋の上から望む夕暮れと夜景はとても美しく、周囲のモスクやガラタ塔が作り上げる幻想的な夜景は、トルコの異国感を味わうのにぴったりです。
イスタンブール名物の「サバサンド」も、ガラタ橋付近に多いです。
ガイドブックやメディアで広く紹介されているサバサンドは旧市街側のエミノニュ広場のものですが、ガラタ橋を渡って新市街側(ガラタ・カラキョイエリア)で販売されているサバサンドが圧倒的に美味しいのでおすすめです。
あわせて読みたい
〈スポンサーリンク〉
2日目「グルメとショッピングを楽しむのんびり新市街コース」
9:30 | オルタキョイ |
11:30 | タクシム広場 |
11:45 | クズルカヤル・ハンバーガー |
12:00 | イスティクラール通り |
ノスタルジックトラムヴァイ | |
14:00 | イスタンブール現代美術館 |
15:00 | ガラタ塔付近の雑貨通り |
16:20 | ガラタ塔 |
17:30 | カラキョイ魚市場 |
2日目は、新市街でショッピングやグルメを楽しむコースです。新市街は、旧市街に比べて高級ホテルやショッピングモール、レストランなどが多く、ヨーロッパっぽい雰囲気が楽しめるのが特徴です。
特にメインストリートである「イスティクラール通り」周辺には、モダンなデザイン雑貨やファッションブランド、カフェなども集まっているので街歩きが好きな方には魅力的なエリアです。
旧市街同様、各観光スポットのおすすめ度や所要時間なども大まかにまとめてあるので参考にしてみてください。
9:30 オルタキョイ
オルタキョイ | |
所要時間 | 約1~2時間 |
個人的なオススメ度 |
オルタキョイは、ボスポラス大橋のふもとにある街。
そこまで大きな街ではありませんが、アクセサリーや小物、雑貨などが低価格で手に入ります。個人で経営している小さなお店もあり、個性的なデザインの小物なども並んでいるので、雑貨巡りが好きな方におすすめです。
オルタキョイエリアのハイライトは「オルタキョイモスク」です。バロック様式で造られた小さなモスクで、西洋色の強い可愛いモスクなので、ぜひチェックしておきたいです。
オルタキョイ周辺にはカフェも多く、スターバックスなどのチェーン店もあるのでボスポラス海峡を眺めながら優雅に朝食をとってみるのもいいですよ。
各地から路線バスを利用し、最寄りのバス停「Kabataş Erkek Lise」で下車するのが便利です。
【新市街から】
「Kabataş(カバタシュ)」駅より22/22E/25Eバス
【旧市街から】
「Eminönü(エミノニュ)」バス停より30Dバス
11:30 タクシム広場
タクシム広場 | |
所要時間 | 約10分 |
個人的なオススメ度 |
新市街の中心とも呼ばれるのがこのタクシム広場。広場の中心に、「トルコ共和国建国のモニュメント」が建っていて、トルコ国民にとって象徴的な場所です。
観光客にとっては特に見どころが多いわけではありませんが、新市街の交通や街並みはここから広がっているので、新市街の各地へアクセスする際はここから向かうと便利です。
11:45 クズルカヤル・ハンバーガー
クズルカヤル・ハンバーガー | |
所要時間 | 約10分 |
個人的なオススメ度 |
「ウスラック・ハンバーガー(ぬれバーガー)」の名店である「クズルカヤル・ハンバーガー」。
ぬれバーガーとは、トマトソースが染みたバンズに薄めのハンバーグが挟まっているシンプルなもので、味は日本のコンビニで購入できる「ピザまん」によく似ています。
値段は1つ5TL(¥90)程度で気軽に食べ歩けるサイズ感なので、トルコへ来たらぜひ試しておきたい料理の1つです。
12:00 イスティクラール通り
イスティクラール通り | |
所要時間 | 約1時間~ |
個人的なオススメ度 |
新市街のメインストリートである「イスティクラール通り」。
イスティクラール通りは、タクシム広場からガラタ塔付近までつながる大きな1本道で、真ん中をレトロなトラムが走り抜けることで有名です。
イスティクラール通りには数多くのファッションブランドやレストランが集まっているので、ショッピングが好きな方におすすめ。横の路地などに進むと、デザイン雑貨やアンティークを取り扱う個性的なお店があったり、たくさんのカフェがあるのでカフェ巡りなどにもおすすめです。
イスティクラール通りをさらっと通過するだけなら約30分程度で抜けることができますが、ゆっくり街歩きをしながら進むなら1時間以上が目安。さらにカフェやショッピングを楽しむ場合は時間に余裕を持っておくといいです。
1.デミリョン・イスティクラール(Demirören Istiklal)
イスティクラール通り唯一のショッピングセンター。化粧品や高級ブランドが揃うのでお土産探しに向いている。
≫Google Mapでみる
2.マーヴィ(mavi)
トルコ発祥のジーンズブランド。履き心地抜群のジーンズだけでなく、シャツなども人気。アメリカやカナダ、ヨーロッパにも展開しています。
≫Google Mapでみる
3.MADO
150年以上続くトルコアイスの老舗で、トルコアイスのみならず「バクラヴァ」などのトルコスイーツもある。トルコのみならずヨーロッパにも店舗がある名店です。値段はやや高めですが、どのスイーツも絶品。
≫Google Mapでみる
ノスタルジック・トラムヴァイ
ノスタルジック・トラムヴァイ | |
所要時間 | 約20分 |
個人的なオススメ度 |
イスティクラール通りを走り抜ける路面電車。
レトロ感漂う小さな路面電車で、「Taksim(タクシム)」駅~「Tünel(テュネル)」駅を結びます。イスティクラール通りを端から端に移動したい時は便利ですが、交通機関として利用するというよりも観光として利用するのがおすすめ。
あわせて読みたい
14:00 イスタンブール現代美術館
イスタンブール現代美術館 | |
所要時間 | 約1時間 |
個人的なオススメ度 |
トルコでは珍しい現代美術館。現在リニューアル工事中のため少し小さめの館内ですが、イスタンブールにまつわる展示物から現代アートまで幅広い作品が集結しておりおすすめです。
イスタンブール現代美術館 | |
入館時間 | 《火〜土》10:00~18:00 《日曜日》11:00~18:00 |
休館日 | 月曜日、宗教上の祝日 |
入館料 | 《大人》95TL(¥800) 《学生、65歳以上》72TL(¥600) |
写真撮影 | フラッシュ撮影禁止 |
住所 | Asmalımescit Mahallesi Meşrutiyet Caddesi, No:99 34430, Beyoğlu İstanbul, Turkey (Google Mapでみる) |
アクセス | メトロ(M2)「Şişhane(シシハーネ)」または「Tünel(テュネル)」駅より徒歩5分 |
15:00 ガラタ塔付近の雑貨通り
ガラタ塔付近の雑貨通り | |
所要時間 | 約30分~ |
個人的なオススメ度 |
イスティクラール通りを抜けた先、ガラタ塔付近までの下り坂沿いには、デザイン雑貨やデザインシャツ、小洒落た本屋さんなどがたくさん並んでいます。
このあたりは比較的値段に見合った個性的な雑貨が見つけやすいので、イスタンブールのお土産を探している方におすすめです。
15:40 ガラタ塔
ガラタ塔 | |
所要時間 | 約1時間 |
個人的なオススメ度 |
イスタンブールの景色の象徴ともいえるガラタ塔。
あまり高くなさそうに見えますが、高台に建っており、なおかつイスタンブールにはあまり高層の建物が無いので眺めはかなり良いです。
360°イスタンブールを見渡せるのでおすすめですが、日中を通して非常に混雑するので、30分程度の待ち時間を予測しておくのがベターです。
ガラタ塔は夜になるととても美しくライトアップされるので、夜のガラタ塔も違った魅力があります。
ガラタ塔 | |
入場時間 | 8:30~00:00 |
休館日 | なし |
入館料 | 100TL(¥835) |
住所 | Bereketzade Mahallesi, Galata Kulesi Sk., 34421 Beyoğlu/İstanbul, Turkey (Google Mapでみる) |
アクセス | メトロ(M2)「Şişhane(シシハーネ)」または「Tünel(テュネル)」駅より徒歩5分 |
17:30 カラキョイ魚市場
カラキョイ魚市場 | |
所要時間 | 約30分 |
個人的なオススメ度 |
ガラタ塔付近の坂道を下り、ガラタ橋にさしかかる直前の岸辺にある「カラキョイ魚市場」は、イスタンブールの新鮮なシーフードを味わうことができるのでおすすめ。
メニューの種類も多く、値段も1品20TL(¥335)程度から食べられるので小腹を満たすのにも利用できます。
イスタンブールの名物「Hamsi Tava(ハムスィ・タワ)」(カタクチイワシのフライ)などがおすすめ。
〈スポンサーリンク〉
3日目「喧騒を離れてイスタンブールの海を感じるゆったりコース」
10:00 | 《1》ビュユック島(プリンセス諸島) |
《2》ボスポラス海峡クルーズ |
3日目は、イスタンブールの海を楽しむコース。イスタンブールの喧騒から離れ、のんびり過ごしてみたい方におすすめです。
ここではボスポラス海峡を堪能できる2つのおすすめの過ごし方を紹介しているぜひ参考にしてみてください。
10:00 ビュユック島(プリンセス諸島)
ビュユック島(プリンセス諸島) | |
所要時間 | 約7時間(半日)~ |
個人的なオススメ度 |
イスタンブールのアジア側南部にある離島「ビュユック島」は、イスタンブールの喧騒を離れてのんびりしたい方におすすめです。離島と言ってもそこそこ大きく、いろいろな楽しみ方があるので半日以上は必要。
島内ではサイクリングをしたり、美しいビーチで海水浴をしたり、島のこじんまりしたレストランで過ごしたり。
この「プリンセス諸島」は車の乗り入れが禁止されているのでイスティクラールの騒がしさとは無縁で、島ならではのゆったりした時間が流れています。まさに「バケーション」が過ごせるのがこのプリンセス諸島の一番の魅力でしょう。
ただし、プリンセス諸島に行くまでにはエミノニュから船で約1時間30分かかるので時間に余裕を持つ必要があります。
あわせて読みたい
ビュユック島(プリンセス諸島) | |
所要時間 | 約7時間(半日)~ |
船の運航時刻 | 8:00-18:00の間に9便程度。 ※運航時刻はシーズンにより変動します。 |
船の運賃(片道) | 大人: 23TL(¥190)、イスタンブールカード利用可。 |
アクセス | 「Eminönü(エミノニュ)」または「Kabataş(カバタシュ)」のターミナルから定期船にて約1時間30分 |
ボスポラス海峡でクルーズ
ボスポラス海峡クルーズ | |
所要時間 | 約2~6時間 |
個人的なオススメ度 |
「ボスポラス海峡クルーズ」はイスタンブールを一味違った角度から楽しむことができるのでおすすめです。
ボスポラス海峡を北に進み黒海付近で折り返す「ロングクルーズ」と、半ばのメフメット大橋付近で折り返す「ショートクルーズ」の2つがありますが、いずれも比較的コストパフォーマンスが高く、「ショートクルーズ」なら往復約2時間程度なのでスキマ時間に気軽に楽しめるのが魅力。
クルーズからは「ドルマバフチェ宮殿」や要塞「ルメリ・ヒサル」などを望むことができ、イスタンブールの雰囲気とはかけ離れたトルコの姿を見ることができますよ。
ボスポラス海峡のクルーズ会社はいくつかありますが、「Turyol(トュルヨル)」か「Sehir Hatlari(シェヒルハットラル)」社がメジャーです。料金はショートクルーズが12TL、ロングクルーズが20~25TLが相場です。
ショートクルーズ | ロングクルーズ | |
航路 | メフメット大橋で折り返し | 黒海付近で折り返し |
所要時間 | 約2時間 | 約6時間 |
運航会社 | 「Sehir Hatlari(シェヒルハットラル)」 | |
運航時刻 (エミノニュ発) |
|
毎日10:35と13:35 |
運賃 |
|
往復25TL(¥420) |
イスタンブールほど見どころにあふれた都市はない!
この記事では、イスタンブールの主要な観光スポットを押さえつつトルコをより楽しめる、3日間モデルコースを紹介しました。
イスタンブールは様々な文化が入り混じりながら同時に存在しているので、どの地区でも見どころに溢れています。
主要なスポットを抑えるだけなら1日でも回りきれますが、どれだけ長く居ても魅力が尽きないですし、どの場所へ行っても全く違った雰囲気が楽しめるのがイスタンブールの良さです。時間や体力に余裕のある方はカッパドキアや地中海側の街にも足を運んでみてください。
イスタンブールでの滞在時間が1日しかない場合や、よりコンパクトにイスタンブールを観光したい場合は「トランジット(乗り継ぎ)でイスタンブール!半日モデルコースを紹介。」を参考に観光してみるのもいいかもしれません。
あわせて読みたいトルコの記事
良い記事!
コロナ後のトルコ行きの参考にしたいです。
ありがとうございます!