旅に国際学生証は必要?1年間保有して10ヵ国を周った僕がお答えします!

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TABISUKE
学生が海外旅行をするとき、「国際学生証」は必要ですか?
この記事はこんな人に向いています
  • 国際学生証を発行するかどうか迷っている
  • 国際学生証を持っていると本当にお得になるのか気になる

学生の方でよく海外旅行へ行かれる方なら一度は悩んだことが事がある「国際学生証」。

結論から紹介すると、「いかにもバックパッカー」のような旅が好きな方は、あえて発行するメリットはあまり感じられないかもしれません。

この記事では、1年に10ヵ国以上は海外旅行へ行く学生バックパッカーの僕が、

  • 実際に国際学生証を保有してみて必要だった場面
  • どんな人が国際学生証を保有するべきか

を解説していきます。

KUMANO
これから国際学生証を発行するか悩んでいる方は、本当に申し込むべきなのかしっかりと判断することができますよ!

【結論】あえて国際学生証を発行する必要はないかも。

国際学生証とは。

国際学生証とは世界で唯一国際的に認められている学生身分証のことで、¥1,800を支払い発行すると、世界各地の観光スポットやサービスを学生優待価格で受けられるというもの。

国際学生証を持つことで学生は旅行中に様々な割引優待を受けられるので、特に在学中に長期旅行やバックパッカー、世界一周などをされる方は一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。

TABISUKE
「国際学生証」は本当に必要ですか?お得になりますか?

「学生が海外旅行をするときに国際学生証はあった方がいいですか?」というご相談を何度か頂いたことがありますが、あえて国際学生証を発行するメリットはそこまでないかもしれません。

あえて国際学生証を発行する必要がない理由4つ

あくまで国際学生証は日本の学生証の代わり

国際学生証は、世界中でISIC機関が発行している学生身分証ですが、日本で発行される学生証と位置づけは大きく変わりません。

国際学生証の正しい位置づけとは?

日本で発行された学生証だと、記載内容が日本語のみである場合があり、本当に学生証なのかどうかが現地では証明することができないため、国際的に認められている国際学生証を発行すれば公的に学生であることを証明できるよ!

というのが国際学生証の正しいスタンスです。

KUMANO
つまり、国際学生証で受けられる割引は以下のような仕組みであることがポイントです。
  • 国際学生証を持っておけば観光スポットなどで特別な学割が適用される:✕
  • 国際学生証を持っているので公的に学生だと証明され、通常の学割が適用される:○

実際、日本の学生証かパスポートでも学割される場合が多いです。

国際学生証を持っておくことで独自の特典割引を受けられる場合もありますが、数はかなり少ないため、基本的に国際学生証で受けられる割引は日本の学生証を提示した場合と変わりません。

TABISUKE
え、そうなんですか?

世界中の多くの観光スポットや美術館では、チケットやサービスの料金体系に学生のための学生料金や学割が設定されていることがありますが、僕の経験上、日本の学生証を提示するだけでも学生料金が適用されることがほとんどです。

日本の学生証だけで証明ができない場合でも、同時にパスポートを提示すれば年齢が確認できるためパスポートのみの提示でも問題ありません。

モンサンミッシェルで。

フランスのモンサンミッシェルでは、大人10€/学生8€で入場ができますが、パスポートの提示のみで学生料金が適用されましたよ!

そもそも、学生証の提示を求められない場合も

観光スポットや美術館で、学生料金が設定されていても学生証などの身分証の提示を求められないこともあります。

海外では年齢で料金が決められている場合もあり、25歳以下までなら一律で料金が安くなっている場合もあります。

年齢ごとに料金体系が設定されている場合は、学生証の提示が求められることはありません。

10ヵ国を旅して、国際学生証を利用した回数は「0回」

僕は国際学生証を保有しながら1年間で10ヵ国を旅しましたが、実際に国際学生証を利用したことは一度もありません。

僕は世界のマイナーな地域からヨーロッパの観光スポットまでたくさんの国と地域を旅してきましたが、実際に国際学生証を使ったシーンは1度もありませんでした。

なので、学生の間によほどの長期旅行や、観光スポットを多く回るような旅行をしない限りは実際にその恩恵を受ける機会は少ないと思います。

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国際学生証を持っておくとお得になるのはどんな人?

美術館巡りをする人はお得になるかもしれない

TABISUKE
国際学生証、オトクになりそうな場合はありますか?

学生の海外旅行では、あえて国際学生証を発行する必要はないということを紹介してきました。

とはいえ、美術館巡りなどをする場合は持っておくとお得になるかもしれません。

国際学生証で学生割引が受けられる施設やサービスを見てみると、国際学生証の特典を受けられる施設の多くは美術館や博物館などであることが分かります。

そのため、海外旅行の目的が美術館や博物館巡りである場合は国際学生証を持っていることで特典を受けられるかもしれません。

とはいえ、先ほどご紹介したように国際学生証が利用できる場合は日本の学生証でも割引が適用される場合がほとんどであるため、発行手数料分の割引を受けられるかどうかはじっくり検討してみるのがおすすめです。

国際学生証を発行する前にじっくり検討しよう。

国際学生証を持っていると多くの場所で特典割引が受けられると紹介される場面が多いですが、国際学生証の発行手数料は¥1,800とやや高めなので、実際に発行するかどうか迷いますよね。

実際に1年間保有し、10ヵ国以上を旅した僕が経験から皆さんにできるアドバイスとしては、

国際学生証を発行するメリットはあまり感じられないということです。

もし、国際学生証を発行するか迷っている場合は、以下のまとめを参考にしてみてください。

  1. 日本の学生証でも学割を受けられる場合が多い
  2. 学割証の提示が不要なことも多い
  3. 美術館などに多く行く予定があるならお得になるかもしれない。
  4. 発行する前にどこで特典が利用できるのかしっかり確認するのがおすすめ

 

国際学生証の有効期限は発行日から1年間なので、

  • 期間内にどのくらい海外旅行をするのか
  • 実際に発行手数料分の特典が受けられるのか

をしっかり確認することが大事ですね。

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