イスタンブールの穴場スポット「ビュユック島」が最高すぎる!

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この記事はこんな人に向いています
  • イスタンブールのマイナーな場所も観光したい
  • 普通じゃないイスタンブール観光がしたい
TABISUKE
ガイドブックに載っていないようなマイナーな場所も観光したいです。

トルコの最大都市イスタンブールといえば、ブルーモスクやアヤソフィアなどのオスマン帝国にルーツを持つの多くの見どころが集まっていて、なかなか飽きることのない魅力的な街です。

とはいえ、せっかく日本からはるばる来たのなら、ガイドブックにも載っていないような変わったスポットにも行ってみたいですよね。

イスタンブールで少し変わったスポットを探しているのなら、「ビュユック島」がおすすめです。

この記事では、イスタンブールのマイナーだけれど行きたい「ビュユック島」をご紹介していきます。

イスタンブールから日帰りで行ける「ビュユック島」とは?

TABISUKE
「ビュユック島」ってどんなところなんですか?

「ビュユック島」とは、イスタンブールのアジア側、マルマラ海に浮かぶプリンセス諸島のひとつ。

9つの島々から成っていて、クナル島、ブルガズ島、ヘイベリ島、ビュユック島の4つの島に定期便が就航しています。

基本情報

プリンセス諸島(Buyukadaービュユック島)
滞在の目安 半日から1日
アクセス エミノニュまたはカバタシュのターミナルから定期船にて約1時間30分
運航時刻 8:00-18:00ごろの間に9便程度。シーズンによる。

詳しい時刻表(エミノニュ便)はコチラ。

運航会社 Turyol(トュルヨル)/Dentur(デントゥル)
運賃

大人: 片道7.5TL約135円)/イスタンブールカード利用可。

※エミノニュからTuryolを利用した場合。レートは2018/9/17現在

プリンセス諸島はこんなところ。

プリンセス諸島の歴史

トルコ語でAdalar(アダラル)と呼ばれるこの島々ですが、英語ではプリンセス諸島と呼ばれています。

オスマン帝国時代、トプカプ宮殿で新しいスルタン王の就任が決まると、その王の兄弟たちは後に謀反を起こすことを防ぐために処刑されていたそうです。

このやり方はさすがに人道的にどうなのかということになり、彼らは島流しをされることになりました。

王位継承に敗れた王子たちがここに島流しをされ幽閉されていたことから、プリンセス諸島と呼ばれるようです。

そんな暗い過去を持つこの島ですが、今ではトルコ国内の小旅行先として週末は多くの人気を集めています。

 

イスタンブールのエミノニュから船に揺られること1時間30分、プリンセス諸島が見えてきました。

この島にはとっても落ち着きのあるゆっくりとした時間が流れていて、イスタンブール市内に比べるととっても静かです。

 

この島では緊急車両以外の自動車の乗り入れが原則禁じられているため、排気ガスや車のクラクションとは無縁の世界。

自動車に代わる移動手段として今でも馬車が使われています

静かな街並みに、ただ馬が駆ける音が聞こえてきます。

 

かつてはイスタンブールをはじめとする他の地域でも、移動手段は馬車が主流だったそうです。近代化するにつれてトルコでは車や鉄道が主流となりましたが、この島では今でも馬車での移動が主流です。

 

街を歩くと、建物をはじめ昔ながらの雰囲気が残っていて、中心部はレストランやカフェが並び賑わいをみせています。

 

SHUNSUKE
のんびりした島でのひとときを満喫するために、オススメの過ごし方をご紹介します!

ビュユック島のオススメの過ごし方は3つ!


僕がオススメする過ごし方は3つ。

まずは島に着いたらのんびり街歩き。

島の中心地にはたくさんのカフェやレストランが並んでいて、見どころがいっぱい。

ここらのレストランはどこも比較的空いているので、ゆっくりと食事を楽しむことができます。

ちょっと中心地から離れてみると、住宅や別荘が建ち並びます。

住宅街の裏道に入り込むと、思わぬ発見があるかもしれません。

せっかくこの街に来たなら、イスタンブールとは違ったトルコの原風景を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

馬車に乗ってみよう!

この島に来たら必ず目にする馬車ですが、この島で王道の過ごし方をするのなら馬車に乗ってみるのがおすすめ。

僕はあいにく馬車に乗る時間がありませんでしたが、50~60TL(約¥1000)1時間ほどかけて島内を一周してくれます。※レートは2018/9/17現在。馬車の料金については取り決めがあるようで、島全体で大まかな価格で統一されているようです。

ただしこの馬車に乗るなら一つ我慢しないといけないのがウンチのニオイ。

こういう馬車って馬のお尻の下に受け用の袋があって、そこにウンチが溜まっていくシステム。おかげで島中を駆ける彼らのソレのニオイは風に乗って島中臭かったような気がします…

 

島を思いっきり楽しむならサイクリング。

 

いやいや王道なんて攻めないぞ、もっと楽しめるような見どころはないの?っていう方にオススメなのが、サイクリング。個人的にもこれが一番おすすめ。

この島ではサイクリングが楽しめちゃいます。

そもそもイスタンブールには坂が多いため、イスタンブール市内で自転車やバイクはあまり普及していません。なのでイスタンブール市内でサイクリングをするのは少し難しいです。

でもこの島なら島内に自転車屋さんがいくつかあって、自転車をレンタルしてくれます。

僕が利用した自転車屋さんは3時間あたり30TL(約¥600)ほどでしたが、現地の友達が交渉してくれていたので、正確な価格は不明です。

島内にはたくさんの自転車屋さんがあるので、もし価格が少し高いと感じるようでしたら他のお店に当たってみるのもいいでしょう。

自転車のレンタルにあたってパスポートの提示が必要な場合もあるのでご注意。

 

僕はビュユック島の南の山に位置する教会を目指してサイクリングをしました。

SHUNSUKE

道のりは思っていたよりもハードで、山の頂上に着くころには2時間ちょっとが経過。初めていくなら時間は大目に見積もりましょう!

もちろんサイクリングだけでなくウォーキングでも十分に楽しめます。

ウォーキングならサイクリングでは進めない獣道も歩けるので、また違った楽しみがあります。

 

頂上からはイスタンブール市内のアジア側に広がる街並みが望めます。すごい爽快感!

 

頂上にはレストランがあり、アルコール類や簡単なトルコ料理が味わえます。

今回はトルコを代表する2大ビール、EFESビールとBomontiビールに加え、ヤプラックサルマを頼んでみました。

ヤプラックサルマとは

トルコ語でヤプラックは「葉」、サルマは「巻く」という意味を持ち、オリーブオイルで味付けをしたライスを葡萄の葉っぱで巻いたものをヤプラックサルマといいます。

オリーブオイルだけというシンプルな味付けですが、付け合わせで出てくるレモンを絞るとさっぱりしていておいしいです!

 

Bomontiビールは黒ビールのような見た目ですがすっきりしていて飲みやすいのが特徴。EFESビールはやや苦みがありますが、ちょうどいい味わい。

ちなみに僕はEFES派です。

 

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この島を十分に楽しんだあとは


島を離れてイスタンブールの街へと戻る途中にも、楽しみはまだあります。

それは船上から眺めるイスタンブールの夕映え。

船上から眺めるイスタンブールの街並みは夕日に照らされとっても趣があります。

いつもとは違う場所で見る夕焼けは大きく心を動かすことでしょう。

ぜひ船のデッキに飛び出して、イスタンブールの夕焼けを肌で感じてみてください。

イスタンブールに来たならぜひこの島へ!

 

この島では、イスタンブール市内では感じられないトルコの原風景を楽しむことができます。

イスタンブールの喧騒と雑踏に疲れたら、ぜひこの小さな島へ。

人々ののんびりした暮らしぶりとその島時間に身を任せてみてはいかがでしょうか。

今日は僕が行ったビュユック島を紹介させていただきましたが、定期船が就航している他の3つの島(クナル島・ブルガズ島・ヘイベリ島)にも綺麗なビーチや別荘があったりと、これもまた魅力的です。

イスタンブールを少し違った角度から体験してみると、新たな発見があるかもしれません。

2 件のコメント

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